筋トレ×解剖・運動学

知って損なし!筋トレの基礎、関節運動について|筋トレ×解剖学×運動学

2019年10月27日

 

どうも、ふじけんです。

各関節運動には名称があり、筋肉の作用などは関節運動で示されます。

私が書いている記事の中でも関節運動を記載させてもらってます。

関節運動の名称にしか過ぎませんが、知っておくことで筋の作用も理解しやすくなります。

皆さんも頑張って覚えてみましょう。

 

 

 

関節運動

一般的に、2つもしくはそれ以上の骨による連結で関節は構成されています

関節運動とは、相対する関節面における接点と接点の相対的関係をさします。

骨運動は骨と骨の位置関係をさします。

関節運動の中で重要となる3原則が運動面回転軸自由度になります。

 

 

運動面

関節運動は、人体の3つの基本的平面(矢状面前額面水平面)を基準とする骨の動きを表します。

矢状面は頭蓋の矢状縫合と平行で人体を左右に分けます。

前額面は冠状縫合と平行で前後に分けます。

水平面は水平で上下に分けます。

異なる関節運動を表す用語があり下の表に示します。

これが基本になります。

 

 

回転軸

骨は、回転軸と垂直な平面上を関節まわりに回転します。

回転軸は通常、関節の凸側に位置します。

例えば、肩関節は、3つ全ての運動面の運動を許し、そのため3つの運動軸を有することになります。

3つ直交する軸は静止状態で描かれていますが、実際は全ての関節において各軸は関節運動中にわずかに移動します。

 

 

自由度

自由度は関節に許された独自の運動方向の数になります。

3次元の空間内を動く関節運動に対応して、運動の自由度は、主要なものには3つあります。

たとえば肩関節は、3つの運動面に対応して3つの角運動自由度を持ちます

手関節はたった2つの自由度(矢状面、前額面の回転)を許され、肘関節はわずか1つ(矢状面)になります。

 

 

まとめ

今回は関節運動について基本的な内容をまとめてみました。

大事なのは面に対して運動が分けられ、各関節の形態によって自由度が異なるという点です。

ここを理解していないと、トレーニングで誤った関節運動などを行ったり負荷をかけてしまい怪我に繋がるリスクが高まります。

理解していることで、リスクの軽減はもちろん各々の筋肉の作用を運学的に理解し、イメージしやすいのではないかと思います。

是非参考にしてみてください。

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